当社の主な実績をご紹介します。以下の各分野をクリックすると、実績をご覧いただけます。
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当社は環境と経済が両立した仕組みづくりを目指しております。そうした中で飲食店や食品工場向けの装置において、熱を効率的に使って省エネルギー化で環境に配慮し、かつ食品を美味しく調理するための装置の開発を行ってまいりました。マイクロ波と過熱蒸気を使って冷凍したパンを美味しく解凍するマイクロ波過熱蒸気オーブン、お茶を酸化させないで焙煎する過熱蒸気ハイブリッド焙煎機、遠赤外線を使った野菜乾燥機、少し変わったところでは生ごみを乾燥させて堆肥化するための生ごみ乾燥機などの開発実績があります。
また、他社の開発商品で情報交換させて頂いた技術にクールフライヤー株式会社(https://coolfryer.co.jp/)の「クールフライヤー」があります。この商品では、ヒーター直下の油槽を効率よく冷却する仕組みを取り入れることで、油の劣化を抑え、油ハネ、油煙、オイルミストも抑制。油の消費量を削減できるだけでなく、油を新鮮に保つため食材の美味しさにも貢献し、大変好評を博しています。当社はクールフライヤーの正規販売代理店になっており販売も行っております。
他に環境事業向けの過熱蒸気発生装置、排熱を利用した排熱湯沸し器や排熱茹麺機など排熱を「廃熱」にしないための装置開発、水耕栽培設備、エビ養殖設備など、開発だけでなく設備の設計、コンサルティングなども行っております。
揚げ物の油だけでなく、ホイップクリームやマヨネーズ、動物油脂や排水に流れている油の処理は、多くの飲食店や食品加工工場で問題になっております。そうした水分や固形分の混じった油も独自な処理をして燃料にして蒸気や発電を行ったり、廃油をディーゼル燃料として利用することで、新たなエネルギーとして再利用するプロジェクトに携わってまいりました。
他に飲食店やスーパーの厨房用の小型の食用油濾過機は、揚げ物で使用する食用油を特殊なフィルターを通すことで油の劣化を抑え、油の寿命を延ばすだけではなく、揚げ物をおいしく揚げることが出来るとたいへんご好評を頂いております。
工場排水は環境への影響が大きいため、多くの企業や自治体で課題となっております。当社の実績例の一つに梅干しの製造で排出される梅酢を微生物を使って淡水化する設備のプロジェクトに携わった実績があります。この設備では処理した排水を希釈して畑に再利用することで農薬を使う回数を減少させ、環境と経済の両立を実現しました。
他に、水に油と鉄粉が混ざったプレス工場の排水を効率よく水、油、鉄粉に分離して場内リサイクルする装置の開発実績などがあります。
また、一般家庭向けに水道水を軟水化して塩素を取り除き、ミネラルを含んだ水に精製する装置の開発実績もあります。
工場排水と同様、排気ガスについても、企業や自治体からご相談があります。人々が快適に生活する上ではダイオキシン等有害物質や臭いを浄化するためには従来フィルターや活性炭等利用しています。当社は雨が空気を浄化し清涼感溢れた空気を提供してくれていることに着目し、水の性質と流体力学を駆使して排気ガスからあらゆる有害物質を取り除く高性能浄化装置の開発実績があります。
最近では海外からのご依頼に応えて輸出仕様の装置開発も行いました。
当社の目指す「環境と経済の両立」の行きつく先は、人々の「健康」に尽きます。当社ではそうした人間が健康的に生活出来るような商品の開発にも携わっております。流体力学を元に設計された特殊機構の浴槽と5m/秒の超ジェット水流、およびマイクロバブルの効果で入浴するだけで「マッサージ」「運動」「洗浄」を実現したジェット水流バスや、竹炭を作る際に発生する高温を利用したデトックス効果の高い炭窯浴(すみがまよく)など、当社の技術や経験を生かした商品があります。
当社の代表取締役である杉本多喜生は、日本のエネルギーや環境に関わる調査事業にオブザーバーとして参加しております。
当社の技術的アドバイスが日本のエネルギー問題や環境問題の解決に役立てられることを願っております。
テーマ | 事業名 | 関係省庁 | 実施年度 |
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鶏糞エネルギー利用による鶏糞システムの最適化調査(採卵鶏) | バイオマスエネルギー事業化支援ネットワーク会議 | 経済産業省 | 2009年 (平成21年) |
食品循環資源再生利用等促進法定着推進調査(※1)(※2) | 食品循環資源再生利用等の新手法に関する検討会 | 農林水産省 | 2005年 (平成17年) |
廃食用油利用システムの設置に関する調査(※2) | 産官学連携事業 | 経済産業省 | 2004年 (平成16年) |
(※1)食品循環資源再生利用等促進法は通称「食品リサイクル法」と呼ばれるものです
(※2) 2004年~2005年の事業参加は前職での実績となります